既存不適格建築物を増改築をする場合、確認申請する際に「既存不適格調書」を添付します。その際、2種類の図書が必要のため、以下にまとめてみました。
1) 不適格になった基準時や対象部分を明示する図書
建築物により、主に以下を準備します。
・現況の調査書
・既存建築物の配置図、平面図
・新築または増築などの時期を示す書類
なお、現況の調査書は、建築主と調査書の作成者の記名押印が必要です。
2) それ以外の図書
既存部分の耐震診断報告書が主になります。その際、現況写真も添付します。
なお、1981年以降の建築物でも建築時期を示す図書が必要で、地震時の内容以外は現行法に適合することを確認した旨を明記します。