こちらでは弊社が今までに手がけた事例をご紹介いたします。
古民家の用途変更
古民家をレストランに用途変更する計画でした。
建物は、経過年数50年以上の無筋コンクリ-ト布基礎、土塗り壁、土葺瓦の既存不適格建物で、飲食店に改修する際に、柱の一部を撤去したいという要望でした。
構造耐力上の危険性が増大
大規模な模様替えに際して、構造上危険性が増大する場合、構造審査が必要になります。
そこで、役所に事前相談をし、検討内容を確認の上、現況と補強後の建物について、許容応力度および耐震計算による安全性の確認を行いました。
構造に関わる複雑な法令
大規模な模様替え、増改築、用途変更など、構造に関わる法令は複雑で、行政により見解・対応が異なる場合があります。
当所は、役所への事前相談から耐震サポートを行っていますので、お気軽にご相談ください。
~建基法で構造的に注意したコト~
①既存不適格の増改築の扱い
②旧耐震(S56.5月以前に設計)か
③原設計図書・検査済証の有無
④用途変更で危険性が増大するか
⑤大規模の修繕・模様替えに該当するか
⑥木構造・古民家特有のこと
<耐震診断、補強設計の概要>
・精密診断 ※確認対応あり
・許容応力度に対する確認
・風荷重との比較
・水平構面、偏心率の確認 ほか
木造軸組構法の場合、S造やRC造と同じ手法で、構造計算を行っています。
また、古民家・伝統構法の限界耐力計算も対応する予定です。
耐震のことでしたら、どのようなことでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。